バブルの頃の様な派手なクリスマスは、もう遠慮したいけど
やっぱり何か特別なご馳走を用意したい・・・
心を込めて 美味しいお料理致しましょう。
ラリックのエナメル仕上げのガラス皿をのせて。
クラッシクだけでは、ちょっと重過ぎるから
シャープなエルメスのカトラリーを合わせてみました。
赤と緑のピーマンを散らすだけで こんなに彩り鮮やかに。
チーズをのせて こんがり焼いたラザニアも美味しいけれど
熱く温めるだけの今回のお料理は、
優しい味わいのマカロニグラタンに似てる・・・
フランス・ボンマルシェのカフェで頂いた一皿をまねてみました。
エシャロット・にんにく・シャンピニオンなどをみじん切りにして
そっと炒めたものをデュクセルと言います。
それを豚ヒレ肉に挟み込み ポルト酒のソースで頂きます。
大根や人参が こんなにお洒落な付け合わせになるなんて
新鮮な発見!茹でてバターと塩・胡椒で味付けしただけなのに。
小花模様が美しい今月のお皿は
ベルナルド・ヴィクトリアシリーズです。
モナコのオテル・ド・パリでも使われていました。
お家でも意外に簡単にできるものです。
今回は、コーヒー風味のバタークリームで仕上げてみました。
40年位前の日本のデコレーションケーキって
すごーく 不味ーいバタークリームで作ってあったんです。
あれは、ショートニングで作ってあったから。
あのマズさに辟易してバタークリーム嫌いの人は多いはず。
本当のバタークリームは、イタリアンメレンゲに無塩バターを
合わせたもので ふんわり口溶けまろやか
きっときっと驚かれるでしょう。
ココットのクリスマス料理、如何でしたでしょうか。
皆様の楽しいクリスマスと慶びあふれる新年を
心よりお祈り致します。
来年もどうぞよろしくお願い致します。