フランス料理教室 ラ・ココット

３月の応用科

春の日差しを浴びて 丸まった背中をう～んと背伸び

冬の間の眠りから目覚めた木々も芽を出して・・・

今日は、３月の応用科を御紹介致します。

 
アンティークの籠に溢れるばかりのお花を盛り

シンプルなテーブルに設えました。

ゴールドのプレートにのせられたお皿は

母がお嫁入りの時に持たせてくれた十錦のお皿。

その後も アンティークショップで見かけると買い足していました。

オードブルには カニのテリーヌを

ゆり根や長芋、三つ葉の風味が 優しいお味です。

 
テリーヌ型で大きく焼いても良いし

今回のように ココットで作れば 時間も短縮です。

メインは、まだまだ肌寒い夜にぴったりのブーフ・ア・ラ・フィセル

 
ポトフは、水から コトコト 火を入れるのですが

今回のお料理は、いわばフランス風しゃぶしゃぶ

お肉にギリギリに火を入れます。

たっぷりのお野菜にトマトソースを添えて さっぱりと頂きます。

デザートは、春らしい一品　プリンセスケーキ

 
薄～くグリーンに色付けされたマジパンで覆われたケーキ

中は、どんなカンジかな・・・

 
チョコレートとココアの風味のジェノワーズに

カスタードクリームとブルーベリーをはさみました。

『こんな大きいの食べられない・・・』そう思いながら　一口・・・

『すごく あっさりした甘さ！全部、いけちゃいます』

 みなさん ペロリと召し上がってらっしゃいました。

 

三寒四温と云いますが、季節の変わり目

どうぞ 皆様　ご自愛下さいませ。

天気予報によれば４月は、気温の低い日も多いそうです。

温かいセーターは、今しばらく お手元に・・・

 

この ひとときの幸せを心から感謝して。

 

 

 

歳時記

このたびの東北地方および関東地方における

地震・大津波等により被災された皆様方に対しまして

心よりお見舞い申し上げます。

 

さて2月25日金曜日、歳時記が催されました。

 
用途・シーンに応じた 設えのお話。

1回聞いても なかなか覚えられない・・・

何回か聞くと ようやく ほんのり なんとなく・・・

いいんです、お勉強とは そんなもの。

ある生徒さんが おっしゃいました。

『全然、わからなくて それでも お話が楽しくて参加してるけど

　ある日、あ！！　こ～ゆ～ことだったんだ、このことだったんだって

　納得することばかりで 勉強は大切だと つくづく思います』と。

 
宗平さんの持参の茶箱のお話をみんな熱心に聞きながら・・・

今日は、墨蹟のお話も伺いました。

味のある墨蹟に　その人の人となりが出ること

ダイナミックな字　　温かみのある字　　繊細な字・・・

私達もね　上手じゃなくても　心を込めて書いた字が大切ですね。

次回は、７月７日木曜日に開催致します。