6月15日(金) ココット恒例
柴山 宗平さんをお招きしての歳時記が催されました。
志ら玉さんのお菓子を頂き お茶を一服
今月は、わらび餅 ぷるるんとした食感が本当に美味しい。
さてさて本題 まずは、6月の設えから・・・
今月は、雨がテーマ 水に関するものを選びます。
掛け物も、短冊のようなものがオススメです。
写真は、橘屋 宗玄の書 “雨を聴く”という趣旨の内容です。
花器は、籠を使って笹百合を。黒い籠は、いつ使っても構いません。
白い籠は、今から真夏まで。船のような形が また水を思わせて・・・
茶花は、咲くか咲かないか・・・というお花を生けます。
茶花の命は、時の賞翫(ショウゲン・大切にすること)
時の哀れ・花の変化を楽しみます。
掛け軸の中にお花の絵があったら香炉を置くとよいそうです。
7月の設え
7月が、朝茶の風情で。
今月も短冊のようなものがよいそう。即中斎の書には“水冷々風颯々”
お花は、掛花 花器は ダチョウの卵(本物!)で作ってあります。
今月は、盛夏ですが暦の上では秋、少し涼しそうに設えます。
8月の設え
今月は、あまりお茶会によばない月です。
お盆がありますからね、他所の人ではなくて内の人を呼びます。
設えは、滝の絵などがオススメ。
この掛け軸は。廬山人のもの すいか・瓜・虫など秋を意識したカンジ
古いカットガラスの花器に、すっきりとお花を生けます。
毎回、何かひとつでも知識を得られればとお話を伺っていますが
聞けば聞く程に自分の無知を知り また知る喜びを知り・・・
ご一緒に如何ですか? お待ち致しております。
次回は。10月12日(金)を予定いたしております。